棚の作り方(金具を利用した作り方:具体例)

ここでは、棚の作り方で金具を使う方法の具体例及び施工方法についてもう少し詳しく説明します。

初めに、金具について実物の画像で紹介したいと思います。

前回の記事で紹介しました、L字金具・棚受け金具・棚受けレ-ルについて詳しく説明していきます。

・L字金具について

L字金具は、比較的どこのホ-ムセンタ-にも売られています。そう珍しい金具ではありません。ですが、用途に応じて様々な大きさ・材質・色の物が売られています。ここでは、標準的な物を画像を交えて紹介します。

材質には、鉄にメッキを施した物・SUS(ステンレス)製の物・塗装された物などがあります。水に濡れる場所は、SUS(ステンレス)製の物が長い目で見ればコスパが良いと思います。ですが、SUS(ステンレス)製の物は、他の物に比べて価格は高めになります。湿気や水濡れがないのであれば、鉄製のメッキ品で十分です。塗装された金具は、見栄えが良くなるのでオシャレ度をアップさせたい場所に使用するのが良いでしょう。

次に、金具の厚みは、耐荷重に影響を与えますので、比較的重量がある物品を乗せる場合は、肉厚の金具を使用しましょう。金具の肉厚と同じくらい重要なのが、L字金具を固定する「木ねじ」です。乗せる物にあわせて太さと長さを変える必要があります。

・取り付け方法

L字金具は、棚板の幅に合わせて大きさや耐荷重を考慮して購入する必要があります。

取り付けは、いたって簡単です。金具にすでに穴が開いているのが画像で確認できると思います。この穴に木ねじを打ち込めば取り付けは完了です。

  

金具によっては、木ねじも同梱されたセット品で売られていることもありますが、通常は木ねじと金具は別で購入する必要があります。金具はネジの頭がすっぽり隠れるように座繰り加工が施されたものもあります。そのような金具には、「皿ネジ」という頭の形状がお皿を横から見たような形のネジを使用するとネジの頭が飛び出さずスッキリと取り付けができます。

また、L字金具の付け根部分の木ねじは、棚板の手前に物を乗せたとき、てこの原理で見た目以上に大きな力がかかります。ネジの太さ長さは十分か注意が必要な個所になります。

 

重量物を乗せる場合は、L字金具に斜めの支えがついた物もあります。(写真参考)このようなタイプは、比較的丈夫にできていると思います。

それと壁面の強度も金具と同様重要になりますので、壁面の状態が今一つの場合は、重量物を乗せる棚の設置は見送るべきです。

・棚受けレ-ルを使用して棚を設置

同じ金具の利用でも「棚受けレ-ル」を使用した場合は、棚の高さを後で任意に変えることができます。実物が下記写真になります。

では、取り付け方法と施工例を見ていきます。設置はこれまた簡単です。設置したい場所にレ-ルを木ねじで止めるだけです。レ-ルにはあらかじめ木ねじを打つ穴が開いています。棚受けレ-ルの場合も固定には「皿ネジ」を使用します。注意が必要なことは、前後左右のレ-ルの取り付け位置が等しい高さで設置されていることのみです。微妙にずれると棚板が傾いたり、カタカタとガタが出たりします。水平器などがあればより確実にレベル合わせができます。

もう一つ注意点として、レ-ルには数字が刻印されています。これは、棚板を受ける金具をつける際どの位置につけたか一目瞭然にするために位置を示す数字になります。レ-ルを上下逆さまに設置すると穴位置が合わなくなるので注意が必要です。

では、設置するとこんな感じになります。

レ-ルの先端は、鋭利になっていますので切り傷の原因になります。写真の先端キャップを使用すると見た目もアップし安全に使用していただけます。おすすめです。

 

・まとめ

どうでしょうか。金具を使用した棚の設置・製作方法ですが、それほど難しくはないかと思います。木材のカットは、ホ-ムセンタ-で行えますので後は設置したい場所に木ねじ又は壁紙を傷めない両面テ-プにて固定すれば完成します。

ここで最後に注意点、

・設置場所の壁面の状態確認を必ず行う事。

・木ねじを打つ場合は、壁面内部の梁・骨材があるとことに打つこと。

・壁面ボ-ドしたの梁や骨材がない場所に設置するときは、「石膏ボ-ドアンカ-」など適材適所の材料を使用し設置すること。

・木ねじの太さや長さも強度に影響するので注意すること。

上記の様なチェック個所に注意し自分好みの「棚」を設置してみてください。