書籍紹介No.5!「日曜大工で作る‼はじめての木工」

今回は、「日曜大工で作る‼はじめての木工」というDIY雑誌を紹介。

初心者でも手順を踏めばきちんとした物が製作できるんだよという事で早速中身の紹介にズ-ムイン!!

目次を拝見

目次を見るとこんな感じです。PART1~PART4までの4部構成です。番外編に「日曜大工の基礎知識」という資料が別途編纂されています。

では、各PARTでどのような項目を扱っているのか

PART1:実践‼簡単木工マニュアル 室内家具編

PART2:実践‼簡単木工マニュアル ガ-デン家具編

PART3:古い家具を再生して、アンティ-ク家具に仕上げる

PART4:組立家具を作る

日曜大工の基礎知識

という構成になっています。

題名が、「日曜大工で作る」ですから、実践することが中心に構成されています。題材は、テ-ブルやワゴンといった物から本棚やワインラックに至るまで大きい物から小物まで紹介されています。

「はじめての木工」という事で、初心者にも比較的製作可能な製品になっていると思います。ここで、製作過程を学びそれから自分自身でアイデアを膨らませて自分らしい、自分が欲しい物を製作する技術を学べる内容になっています。

但し、「はじめて作る!というフレ-ズからもおわかりだと思いますが、初心者がこれは無理だわ!と思ってしまうような加工はほとんどありません。やる気と根気があればできないものではありません。複雑に見えても基本の寄せ集めで製作可能です。

奇麗な作品を製作するコツは、3つだと思います。

1:切り口を直角を維持して切断できる

2:溝加工ができる

3:接合部をきつく締め付けることが出来る

上記3点が出来れば材料の寸法違いがなければ基本的に奇麗な作品になるはずです。

1:切断部を直角にすることは、製作物の強度にも影響しますので最も重要な部分だと思います。これができないといつまでたっても奇麗なものはできません。

2:溝加工は、引き出し・棚取り付け・窓枠製作など様々の場面で必要となる加工の一つです。作品の幅は広がります。

3:接合部をきつく締め付けることができるというのは、接合時より面と面が密着させることが出来れば隙間が出来ず見た目が奇麗だけではなく強度も格段に上がります。これは、要するにクランプ(万力)のことです。接着時は播金やF型クランプで挟みしっかりと固定して接着することを心掛けてください。

私の感想

私が、この書籍を購入した理由は、ガ-デン用テ-ブルの製作記事にあります。当時、作業用のテ-ブルを製作しようと検討中でその記事が私の目に留まりました。

まず、材料が2×4で製作可能という事と、材料の調達に苦労しなくても済むということ、接合に木ねじを使用して組み立てられることに惹かれました。

また、本書が初心者向けという事もあり、強度は十分あるのに、組み立てが簡単というのも本書を購入した理由の一つです。

その他の掲載作品も組み立てが容易で簡素にできているのに、強度やデザインもしっかりとしているので、初心者が入門作品として製作するには打って付けの作品が多数掲載されています。

まずは、本書に掲載されている作品を模倣し、そこを足掛かりに自分仕様の作品へとステップアップしてはいかがでしょうか。

初めは、参考になるものが有ると安心して製作に打ち込めます。少なくとも出来上がる製品のイメ-ジが、すでに想像できるというのは良いものです。

お手本があると製作途中でも確認しながら作業に取り組めるので安心ですね。