iPhoneのスピ-カ-作ってみたよ!
こんにちは
iphone用の電源のいらないスピ-カ-を自作してみました。
それがこれです。
ただの木の箱のように見えますが、ところがどっこい!これ、モデルにした商品があります。
最初私もただの箱だと思い製作してみました。
すると、全然音が大きくなりません。箱の中でスピ-カ-の音が反響して大きくなると考えたのですが、その程度の事では音は大きくなりませんでした。
そこで、いろいろ調べていますと、類似の商品に行きつきました。そこには、構造は流石に記載はありませんでしたが、ヒントが書かれていました。
それは、応援の時に使う「メガホン」円錐形のあれです。
どうも、この箱の中にあの「メガホン」の仕組みを組み込んでいるらしいのです。
さらに、調べていくと「メガホン」の構造というのは、音源から始まって音を最終的に開放する方向に向かって徐々に末広がりで広がっていますよね。
それを、この箱の中で表現すればいいようなのです。いろいろ考えた結果、迷路のような通路(空間)をくねくねと箱の中に設置し「メガホン」構造を作ってみました。
こんな感じの構造です。類似品がこんな構造かどうかは疑問ですが、
今回は、これで製作してみました。
正式には、音の増幅については数式があります。それにのっとって加工すれば期待通りの物ができると思うのですが、今回私の製作物は、そこまでの精度を
考慮していません。
完成後、iPhoneを差し込んで音楽をかけてみました。すると、最初に作ったただの箱とは明らかな差がありました。
音もノ-マル(iPhone本体のみ)のときより、音量が大きくなりました。
これなら、別にスピ-カ-を設置しなくても、小さな部屋ぐらいなら十分な音量は稼げそうでした。また、充電しながら音楽や講義を流すために背面は、こんな感じで加工してみました。
これで配線が邪魔をして指定場所に入れられないという事はなくなりました。充電しながら使用することができます。
充電しながら使用の場合は電源を必要としますが、スピ-カ-自体は、電源を必要としないので、場所を選びません。
木のぬくもりを感じながら音楽や講義を楽しむことができます。
では、今回はここまで。
—–製作のいろいろ—–
: 材 料 :
木材・・・チ-ク材・紫檀材・タモ材
木工用ボンド・エポキシパテ
蜜蠟ワックス・荏胡麻油
:使 用 工 具:
トリマ-(ぼうず面R面1分ビット・Φ2㎜ストレ-トビット)
スライド丸鋸・旗がね・F型バイス
ランダムサンダ-(ペ-パ番手#120・#180・#240・#400を使用)
:製作期間:5日間
:外形寸法:125×125×125(単位:㎜)