机の製作開始(ネジ製作)
机の製作開始から材料の調達ができずほとんど作業を進めることが出来ず、出来るところから進めていきたいと思います。
今日は、机の脚を天板に固定するネジの持ち手部分を製作していきます。
材料は、タモの木です。製作図面はこんな感じです。
まず、板を予定の寸法50×30×25㎜に切断します。切断担当は、日立のスライド丸鋸君にお願いします。
個数は、一台につき6個必要で計4台製作するので6×4=24個作ります。一応、失くした時や破損の時のことを考えて追加で予備を8個作ります。合計:32個ですね。
切断したただの木片です。
これから、穴あけ、面取り、ボルトはめ込み、穴埋め、磨き、形状整えといった具合に加工していきます。
では、まず切断です。
はい!切断しました。これが、初めの姿です。
次に、穴あけです。段付きドリルで行えば、一回でOKなんですが、持っていないので3回に分けて加工します。
まず、Φ20㎜の穴を深さ10㎜まであけます。この後、Φ14㎜の穴を追加5㎜の深さで穴を開けます。最後にΦ7.5㎜の穴を貫通させて穴あけします。
上記の図面の様に段々になります。
Φ14㎜の穴にボルトの頭が入ります。Φ7.5㎜の貫通穴は、M8のボルトのネジ部が飛び出るところです。Φ20㎜の穴は、市販されているタモの丸棒で一番経が小さく穴にピッタリであることから20㎜にしました。20㎜の穴は、ボルトを入れたのちΦ20㎜のタモ丸棒で木栓します。これで、工具無しでも手で十分が力で締め付けることができ、また緩めるときもしっかりと握って力を加えることができます。
つぎは、形状を整えます。角は、ピン角なので木材でも場合によっては、手を切ります。危ないので、必ず、ピン角はまるくR加工を私は施します。
とりあえず、外形はこんな感じに丸くしました。これは、ベルトサンダ-で加工しました。やすりのベルトがぐるぐる回って押し当てれば削れるあれです。
こんな感じになりました。
今日は、時間切れでここまでの加工しかできませんでした。
次回は、さらに角を丸くし磨いていきます。最終は、手になじむ形に近づけたいと思っています。
では、また次回この続きを掲載します。