8人用机製作(途中経過編)No.4
材料も部品寸法にカットも終了しいよいよ組み立て開始です。
ここからは、脚部の製作に入ります。テ-ブル(高さ:70cm)用脚と座卓(高さ:36cm)用脚の二種類の製作を行います。
図面は、以前に画像を公開していますがこんな感じの脚をそれぞれ8脚づつ製作します。
今回の脚は、板の厚みを利用して組み合わせを考えてみました。通常、ホゾや溝加工を施して組み合わせるのですが、タモの集成材は厚みが均一の25㎜であることからそれを利用して50×50㎜の角材を加工した時の様な配置で組み合わせてみました。
頭の中では、簡単に組みあがる予定でしたが、大きさが大きさだけになかなか苦戦を強いられました。タモ重いし!硬いし!加工に余分な力がかかるので、かなり疲れます。レッドブル2本飲んで翼を手に入れないとなかなか進みません。
さて、ぼやいていても進まないので気を取り直して進めていきましょう。脚の製作は、ミリ単位のシビアな加工になりました。というのも、厚み25㎜を活かしつつ50㎜の角材を作りその重なりを利用して組手を作るためほんの少しの誤差が最終的には効いてきます。数ミリのズレとなって!
この微調整に結構時間を要しました。ここまでの製作日数:18日ですね。この18日間で、
・脚大8脚・脚小8脚製作完了!
・テ-ブル天板の接ぎ合わせ作業4枚完了!
・天板反り止め兼骨組み4台製作完了!
・天板角のR加工及び面取り完了!
と、あと少しで机が出来上がります。
残りの作業は、
・脚と天板をネジで固定するのですが、天板裏に鬼目ナットを埋め込む作業。
・磨き作業。(これが一番しんどい!時間もかかる!けどやらないと出来上がりに明らかな差となって跳ね返ってくるので頑張ります)
・塗装(今回は、荏胡麻油を使用し磨ぎます。これも、ごっつ疲れる。けど、ウレタンやラッカ-塗料の様な杢目を覆い隠すような塗装ではなく、杢目を最大限活かせる塗装の一つなので油を塗ってひたすら乾拭き雑巾で磨くという半ばダイエットのトレ-ニングの様な作業ですが頑張ります。
次回からは、天板と天板裏の骨組を組付けをしてペ-パ-にてひたすら磨きスベスベになるまで磨きます。
次回もレッドブルを飲んで翼をいただいてから作業に取り掛かります。