ロフトベット製作!(原寸大)その③
こんばんは。その②の製作からしばらく時間が経過し、ロフトベットは、ついに完成!
今回、その③では、その②からさらに追加で加工したものについて記載します。
その③では、新たに本棚と照明を追加いたしました。当初は、勉強スペ-スに棚板を一枚設置したのみでしたが、
子供の要望より、教科書や辞書を整理して保管できるようにということで本棚を設置しました。
それと、机代わりに使用する棚板付近が、薄暗くなるので照明を新たに追加しました。
照明には、LEDライトを使用しました。
次に、ベットの宮を新たに製作し照明完備の物を設置しました。
今回追加加工した部分
1:ベッド床下のスペ-スに本棚を設置
2:薄暗い床下に照明を設置
3:ベットの宮の加工設置
以上です。それでは、各部について紹介します。
1:ベッド床下のスペ-スに本棚を設置
本棚の設置には、ベッドの骨組みを利用し大容量の物を加工しました。
設置に際し最も注意したいこととして、本というある程度の量が集まれば重量があるものなので、その重さに十分耐えうる構造に注意をしました。
寸法:2080×350×340
材質:パイン集成材
塗装:荏油
設置方法
設置は、ベッド本体の梁を利用しました。梁は、檜60mm角材です。本棚に使用した厚み20mmのパイン集成材の下部輪郭に厚み30㎜のウリン材角材にて枠を組み正面側には、同じく厚み20㎜のパイン集成材を配し棚板そのものの強度を上げています。
このくらい横幅の長い本棚になると、重みで中央部が垂れるように湾曲して来ることが考えられ、棚板そのものの変形や反りゆがみ対策で行いました。
また、このフレ-ムを梁側面に50㎜のコ-スレットにて打ち付けることにより、より強固にベット本体と接合しています。
写真の白い点の部分は木ねじを打ち込んだ部分です。木ねじがむき出しになると見た目が悪くなるので、ロ-ゼットワッシャを利用しプラキャップをつけています。これで、見た目のアップします。
2:薄暗い床下に照明を設置
電灯をつけないとこんな感じです。
とても暗いです。部屋の照明は、届きません。
設置は3か所です。
点灯するとこんな感じ。
ロフトベットの床下は、当然のごとく薄暗くなります。今回は、勉強スペ-スになることから、照明の設置が不可欠となりました。
今回、照明に採用したのは、LEDライトです。近くのホ-ムセンタ-にて購入しました。
設置は、本体を受ける金具を設置面に取り付けるだけで後は、その台金にワンタッチで取り付けるのみで設置が可能!
とても簡単に設置できます。また、2灯を連結コネクタ-にて接合可能で、コンセントが複数にならず配線もすっきりシンプルです。
設置した感じは、明るさに何の問題もなく、薄暗さもこれで解決です。
3:ベットの宮の加工設置
通常ベットの頭側には、携帯や眼鏡を置いておくスペ-スがありますよね!
また、照明のスイッチや電源も設置されています。その部分を、今回新たに加工・設置しました。
完成がこんな感じです。
照明は同じくLEDライトを使用しました。明かりは、電球色を選択し、落ち着いた雰囲気を演出できる物を採用しました。
この、照明の点灯スイッチを新たに配線工事を行い設置しました。
手元になるべく近いところで点灯・消灯が可能なように加工しました。
もともとLEDライトには、スイッチがついています。本体のスイッチは常にON状態にし、電源側でON-OFF操作を行えるように加工しました。
写真の白い差込口がそれです。電源は、一度この白いボックスに入り、正面のスイッチを通り写真の差込口に到達します。この差込口に繋がれたLEDライト
は、ベッドのスイッチをONすれば通電し、OFFすれば電路が断たれ消灯すると言う訳です。部品は、ホ-ムセンタ-の電材コ-ナ-にて調達しました。
まとめ
これで、ロフトベットは完成になります。ずいぶん時間がかかりましたが、頑丈で多機能なロフトベットが出来上がりました。
市販品にもこのようなベットは、販売されていますが、サイズに関して自分の思うものが必ずしも販売されているわけではないので今回は、製作という
方法をとりました。
製作に際し、実際に家具店に足を運び、プロが製作した物の構造を参考にさせていただきました。
人さまから代金をいただいて販売されているものは、その構造や強度において、ユ-ザ-の使用に十分耐えうる物として販売されているはずなので、
参考にするには最も適した教材です。
今回、私が製作したロフトベットもそうした市販されているロフトベットの構造を参考に図面を描き、製作しました。
私は、このロフトベットを販売するメ-カ-ではないので、自己満足と子供の安全を第一に製作したので、一般的なロフトベットに比べれば
オ-バ-スペックな物になっていると思います。耐荷重的には、100Kg以上はあるのではないかと思います。
私の体重が、現在86Kgですが、この私が実際に乗ってみても微動だにしないので、かなりの強度は保持していると考えます。
今回、このベットの製作に要した材料費は、概ね60,000円加工に際する手間賃は、自分で製作したので0円ですが、コスト的にはそこそこかかりました。